過去問の使い方について
皆様こんにちは。先ほど文法の記事を上げたのでリンクを貼っておきます。
今日は過去問の使い方についてお話しさせていただきます。皆さんは「過去問」を見たことはありますか?高3の人であれば、赤本、青本、黒本など聞いたことはあると思います。
ではいつからやる?どれくらいやればいい?疑問は山ほど出てくると思います。自分が高3のころに感じていた疑問について一つずつお答えします。
1. 「そもそもなんで過去問を解くの?」
簡単です。志望校の問題の傾向をつかむためです。
例えば、英語で長文が何個あるか、どれくらいの量か、設問の形式はどんな感じか、で解く順番や一つにかける時間だって異なるでしょう。(一つ一つの設問の解き方や、大学別の傾向などは追って記事にしようと考えています。)
また、センターも同様です。いくら共通テストに変わったとはいえ、基本の形式は全く変わりません。解いておけばあの独特の形式にも十分慣れられます。そしてセンターは基礎的な問題しか出ないので基礎事項の確認にもなります。
2.「赤本って受ける大学すべて買う?」
絶対にやめてください。高校の時の過去問とは違って、大学によっては学部や日程ごとに赤本が違います。(例えば早稲田だったら政経、法、商、社学、教育などありますがすべて別冊です)それをすべて買っていたらいくらお金があっても足りません。1冊2,000円以上しますから、5つ買ったら10,00以上します
基本的にはセンター試験の過去問と第一志望のもの以外は、学校でコピー、先輩にもらう、若しくはネットで見つけましょう。
3.「ネットでいくつか過去問サイトってあるけどどれ使う?」
基本は東進ハイスクールさんが出している「過去問データベースを使いましょう。たまに解答がないことがありますが、そんなときは学校や塾の先生に採点してもらうのがいいですね。また、論述問題は絶対に添削してもらいましょう。また、パスナビさんもお勧めです。これ以外にもたくさんのサイトがあります。
センター試験はそこらへんにゴロゴロ転がっていますし、答えが食い違うことはまずないので入手や答えの正確性に困ることはないです。
いくつかのサイトをリンクとして貼っておきますのでご覧ください。
〈私大〉東進の過去問データベースもしくはパスナビ(要会員登録)
4.「いつからやればいい?」「どれくらいやればいい?」
基本的には第一志望は15年分、それ以外は5~10年分はやりましょう。
例えば、一般入試を10校受けるとします。(ここでは第二志望以外を7年やると仮定します)英語、国語、社会(もしくは数学)で3科目で第一志望は45回分、それ以外の9校は3×7×9で189回分やらなければいけません。
また、センター試験は15年やりましょう。英語(リーディング・リスニング)、国語、社会(もしくは数学は1A2B)で4若しくは5科目です。社会の場合は4×15で60回分、数学の場合は5×15で75回分やらなければなりません。230回分を超える過去問をこなすには1日3回分やっても70日以上かかります。
10日程分以上受ける方もいるでしょうし、途中で志望校を変える可能性だってあります。これから徐々には私大の過去問、12月に入ったらセンターの過去問とこなすとすべてこなせるでしょう。
5「過去問って2度3度解きなおした方がいい?」
時間の無駄です。間違えた問題のみを解きなおしましょう。
今日は以上です。質問がある方はぜひコメント欄にお願いします。
勉強頑張ってください!!
ここまでご覧いただきありがとうございました。