品雄さんが教えるHow to study.

大学受験の勉強法について解説します。基本は文型科目です。

絶対に忘れない、最強の単語暗記法

皆さんこんにちは!

昨日の記事では単語帳の選び方について述べました。

というわけで、今日は本格的に単語の覚え方についてお知らせします。

 

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〈目次〉

  1. 単語はどうやって覚える?
  2. 一日どれくらいやればいい?

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  1. 単語はどうやって覚える?

今回は例として皆さんに12個の単語を皆さんに覚えてもらいます。3分以内に、いつもやっている通りで覚えてください。

 

  1. alternate 口語の
  2. containment 封じ込め
  3. delinquent 滞納する
  4. seduce 誘惑する
  5. groom 花婿
  6. benign 良性の
  7. artery 動脈
  8. wharf 波止場(はとば)
  9. muddle 混ぜ合わせる
  10. narcotic 麻薬
  11. briskly 活発に
  12. clueless 無知な

 

さて、覚えられたでしょうか。

 

今からテストをします。日本語は英語に、英語は日本語に直してください。

 

alternate

動脈

良性の

briskly

clueless

封じ込め

delinquent

groom

混ぜ合わせる

麻薬

seduce

波止場

 

(答えは上で確認してください。なお、順番をばらしてあります。)

さて、どれくらいとれたでしょうか?ここで12問中10問以上正解できた方は明日もう一度テストしてみてください。それで12問すべて正解出来たら問題ありません。では正解出来なかったあなた、以下のやり方をぜひ、実践してみてください。

おそらく皆さんは「記憶するのには夜がいい」「効率よく暗記するためには何度も繰り返し」などは耳にタコができるほど聞いていると思います。なので、ここではそれについては言及しません。

 

〈手順1〉

前回の記事でも述べた通り、ここでは耳から覚えることを重要視します。音声などを用意します。覚える単語の音声を3回くらい集中して聞きます。(ここでボーっとしていては覚えられませんよ)

 

〈手順2〉

音声と一緒に単語を読み、日本語の意味を繰り返します。これを10回くらいやれば大体覚えられます。

 

〈手順3〉

今度は音声の後に日本語の意味を言いましょう。一度ですべて言えなくても構いません。ゴリゴリやりましょう。ここでは「えーっと、何だったっけ?」と迷う時間を無くすことを目的にしています。

 

〈手順4〉

すべて言えるようになったら単語帳の日本語の欄を隠して、言えるかどうかテストしてください。これですべてできれば完璧です。後は1、2、3,6,12時間後にそれぞれテストしてみてください。

 

〈手順5〉

次の日に単語を覚える前に、覚えた単語を復習してみてください。8割以上出来なかったらもう一度やり直しです。

 

  1. 一日どれくらいやればいい?

 

これはあくまでも目安ですが、一週間で200語を目標にしてください。「え、そんな」と思う方は多いと思います。しかし一日40分~1時間程度の勉強でできます。

平日は一日40語覚え、40×5日で200語、土日はこの200語をひたすら復習します。5週間で1000語を覚えることになるので、6週間目はひたすら1000語を復習しましょう。このペースでやれば12週間(3か月程度)で2000語を覚えられます。たった一日1時間、それを3か月で2000語も覚えられるんですよ。自分もこのやり方で英検に合格出来ました。

しかし、このやり方は大きなデメリットも抱えています。一日貯めたら次の日に80語も覚えないといけません。これは相当な労力です。だから絶対に貯めないように相当強い精神力が必要です。受験は半分心の戦いです。弱い気持ちでは絶対に勝てません。貯めてしまって、挫折する、ということだけは気を付けてください。予め今日は○○から××まで覚える、と決めておいた方がいいかもしれませんね。

 

今日の記事は以上です。お読みいただきありがとうございました。

明日は高校3年生向けの記事を書くのでお楽しみに!