英検準一級は夢ではない? 取れば入試において大きなアドバンテージ!!
皆様こんにちは!
今回は高校2年生、1年生向けの記事です(開始早々申し訳ありません)
さて、前回の記事で自分は高校三年生の時に英検準一級をとったと書きました。もちろん準一級を受けたのは気まぐれではありませんし、ロトシックスを決める(4択なので鉛筆を転がして適当に記号をマークしたら当たってしまった)ような(バカとは言いませんが)真似もしていません。さて、これから英検準一級を、最低限の勉強で、合格ラインより100点上をとるためにはどうすればよいのかを解説していきます。
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〈目次〉
- 英検準一級とは
- 目指す目標ライン
- 準一級を目指すための最低限のレベル
- スケジューリング
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1. そもそも英検準一級とは?
英検®の正式名称は実用英語技能検定です。その中でも準一級は上から2番目のレベルです(上は一級、下は二級です)。レベル的には大学中程度(短大卒と解釈する人もいるようです。)https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/about/ (←英検の各級の目安のリンクを貼っておきました)とされています。
「おいおい、高校レベルを超える内容なんて学ぶ必要があるのか?」と感じる方もいらっしゃると思います。しかしながら、難関大学の入試というのに模試みたいな「範囲」というものは存在しません。また、英検準一級は覚えるべき単語数が非常に多く、レベルも相当高いです。だから、変な話、英検準一級に受かれば、MARCH(ほとんど全て)や、早慶の簡単な学部であれば英語は簡単に思えるはずです。頑張りましょう。
- 目指す目標ライン
そもそも英検準一級はどのような構成になっているのでしょうか?
〈筆記試験〉
大問1→語句選択(25問)
大問2→語句穴埋め(3問×2題)
大問3→長文読解(3題、10問)
大問4→英作文(1題、120~150 Words)
〈リスニング〉 放送はすべて一度のみ
Part1→会話文問題、一問一題、12問
Part2→中文聞き取り、一問二題、12問(6つ聞く)
Part3→リアルライフ形式(公共放送やアナウンスなど)、5問
このような形になっています。二級と大きく変わる点は大問1が25問に増えたこと、リスニングの形式です。
さて、目標ラインは年度によっても異なりますが、67%~72%が合格点になることが多いです。ここから先はあくまでも私自身の戦略であり、すべての人に当てはまるわけではないのでご注意ください。自分は「最低限の努力で最大限の結果を出す」ことを目標にしていました。つまり、覚える単語量を一語でも少なくしたかったのです(笑)。そこで筆記は
大問1→17/25(68%)
大問2→5/6(83%)
大問3→8/10(80%)
Total→30/41(73%)
を目標にしていました。ただし、どれか一つでも40%を切ると、不合格の確率が高まりますので半分は最低でも取るようにしてください。
リスニングについては後程の記事で解説します。
- 準一級を目指すための最低限のレベル
先ほども述べた通り、英検準一級は高校生の内容を大幅に超えるものが出題されます。そこで、まずは英検二級に受かっている(もしくはそれ相応のレベルを持っている)ことが要求されます。例えば、センター試験の英語を時間通りに解いて8割くらいとれるのが理想(最低でも7割、つまり140/200)ですね。もしできない場合は2級の対策も一緒にすることが必要になってきます。これ以降の準一級の記事は英検二級レベルがあることを堰堤としています。
- スケジューリング
今(今日は2021年8月10日です)から対策を始めたら、早ければ来年の6月の試験で合格できます。大体早くて8か月、通常で10か月程度を目安に考えてください。
筆記に関しては単語を覚えるのに4か月程度、5か月目以降は長文に取り掛かります。ライティングは5か月目程度以降で問題ありません。リスニングは慣れが必要なので時間がかかります。過去問や問題集などを何度も解き、特有の形態に慣れるのには個人差がありますが半年はかかることを覚悟してください。
今日は以上です。明日は「英単語の覚え方」について解説していきます。
お読みいただきありがとうございました。